TEGAKI
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騎竜
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音に乗っかった……
「どうしてこうなった」 今、僕の目の前で、モナとアニキ……アルフィによるギター合戦が行われている。 ことの起こりは、今年のバレンタイン。 スペリアから「モナがアニキに告白した」と知らされた。 当然アニキは呆然としていた……かと思ったら、その後しばらくうんうんと悩み続けていた。 3月、ホワイトデーのお返しをした。(当然だけど) しかし、アニキはモナに何も言わなかった。 それについては、スペリアともめたらしい。 4月以降、アニキはギターを無心で弾いていることが多くなった。 作曲でもしているのかと思ったら、違うらしい。 モナの告白をずるずると引きずっているとスペリアが言っていた。 そんな調子で、12月を迎えてしまったある日のこと。 アニキは突然「けじめをつける」と言い出した。 告白のことだとすぐにわかった。 しかしどうするつもりかはこの時はわからなかった。 そして昨日、アニキがモナにギターを持ってうちに来いと言った。 もちろん、クロナやマシロさんも一緒だ。 うちにあるスタジオに来るや否や、アニキはいきなりギターを弾きだした。 この曲は聞き覚えがある。 アニキが無心で弾き続けた、ギターソロだ。 ギターの音がやむと、アニキはモナにこう言った。 「モナ、今度はお前がギターを弾いてみろ」 モナは驚きながらも、持ってきたギターで得意な曲を弾き始めた。 それからお互いヒートアップしたのか、今もなお、ギターの音が響いている。 ……よくよく考えれば、アニキは「けじめをつける」と言っていた。 もしかしたら、これはけじめをつけるための第一歩なのかもしれない。 そんなことを考えていると、汗をぬぐいながらアニキは笑った。 「やっぱ、モナはいい音で弾くな」 モナは汗を拭きながらもアニキの言葉を聞いている。 「……モナ、オレはな、お前の想いを無下にしたくないんだ。オレはお前を恋人として好きかはわからないけど、お前を弟子にしたいと思っている」 その言葉に、僕らは目を見開いた。 「……弟子?」 モナは驚いている。それはそうか。 「あの日からオレは考えた……。どうすればモナは納得してくれるか。突き放して断るのでもなく、やんわりと断るのでもない。そんな時、お前のギターを弾く姿が思い浮かんだ」 そういえば、アニキは「モナのギターはすごい」と常々言っていた。 それは僕らもよく知っている。でも、なぜその発想を? 「お前のギターの腕はよくよく知っている。だからこそそれを鍛えたい。そしてオレは、この想いが何なのかも知りたい。お前もオレが好きならば、ぶつかってこい。今のお前なら、それを形にできるだろう」 アニキの突飛な言葉に、僕らはただ、絶句するしかなかった……。
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Heart
あとがき
かーなーりーお久しぶりです。
尻切れトンボな小説を書いてしまった……。
アルフィの中では、今のところ「弟子であり生徒」ということで決着していますが、モナちゃんの動きやデルタたちの想いで変わっていくかもしれません。
お名前だけ?ですが、藍川真鈴さんちの「モナちゃん」「クロナちゃん」「マシロくん」お借りしました!
Hearts
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騎竜
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アルフィの話
騎竜
2017/12/12 18:29
全1話
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