「神のしるし-企画-」とは
オリジナル企画です。
ストーリー
数え切れないほど昔なのか、果てしない先の未来なのか、どこかあやふやな世界です。電気は存在せず、人々は火と自然、そして神様を頼りに日々を生きています。
背景
世界中のほとんどが宗教を頼りに生きており、特に大きく広く信仰されているのは「聖母様」を唯一の神様とするものです。その宗教の場合は必ず信仰地域に「教会」が作られます。
それ以外の宗教も存在しますが、多くは教会から「異端者」として睨まれているようです。
主な舞台は「雪の砂漠」と呼ばれる、雪に覆われた小さな土地です。
その地域に限り、国としての概念が存在しておらず人々は勝手に集まってのんびり日々を過ごしています。
ほかの国にはないぐらいのんびりしており、もともとはとても自由な思想の持ち主だった土地でもあります。
しかしその土地も少し昔から教会が建てられたことでかなり聖母信仰が進んでおり、昔ほど自由な考えを持つ人々は減っているようです。
それぞれの土地
雪の砂漠
特徴:年中雪に覆われた地域。春が来るとお祭りをする習慣があります。
言語:独特な言語を使っています。教会が来てからも言語はそのままです。
文化:近年は聖母信仰が広まったことにより、女性は頭から肩あたりを覆うように布をかぶっています。
アディラソパスア
特徴:聖母信仰ではない珍しい国です。鉄の加工技術に秀でています。
言語:こちらも独自の言語を操ります。雪の砂漠とは違った文法のようです。
文化:教会の言うところの「異端者」を「預言者」として崇めています。また、兵士は上官の肌を見てはいけないという規律もあるようです。
ザバン
特徴:「和」と「洋」の特徴を持つ文武両道の国です。東の方に位置しています。
言語:不明
文化:「勇帝」がトップに立つ、聖母信仰の国です。
アンドゥ
特徴:東の巨大な島国です。「傷を付ける」という行為が非常に重要視されています。
言語:不明
文化:「跡帝」がトップに立つ聖母信仰の国です。独特な信仰方法をとっており、国民は年に一度、生まれた日に自分の体に傷を付けます。傷が多ければ多いほど讃えられます。
また、死刑が非常に多い国でもあるようですが、子作りも同様に盛んなので人口は釣り合いがとれているようです。
バルボダ
特徴:肥沃な土地を持つ国です。
言語:不明
文化:「葬帝」がトップに立つ聖母信仰の国です。大地は聖母様の持ち物・一部と考えられており、聖母様の愛によって人々は肥豊かになり、それを聖母様に供える。そしてまた土地は豊かになるという考えを持っています。
その為、罪人は川に流して決して自分たちの大地には還しません。
リティン
特徴:雨がよく降る国です。
言語:教会指定の言葉。
文化:「幼帝」がトップに立つ聖母信仰の国です。この国では空から降るものは聖母様からのお恵みだと考えられており、雨の日も傘をさしません。
ハビー
特徴:住んでいる全員が褐色の肌を持っています。
言語:教会指定の言葉。
文化:「愛帝」がトップに立つ聖母信仰の国です。かつては白い肌を持つ人々と褐色の肌を持つ人々が完全に区別されていましたが、教会が来たことによって同等の立場となりました。
しかし、その時に多くの白い肌の人々が処刑され、結果的に褐色の肌の人のみの国となっています。
マドヴェンナ
特徴:霧が濃い国です。建物は比較的大きく作られており、発展度も高いです。
言語:教会指定の言葉。
文化:聖母が降臨した土地として、教会の本部が置かれています。住んでいる人々も
ほかの地域より自分たちの方が優れていると考える傾向が強く、しるし地区などの人々を見下している節があります。
用語
しるし地区:雪の砂漠でも人が住んでいる地域を指します。