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ひよのこ
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アイトウ氏の疑問と異変
死神になる前の記憶はありません。 業務に支障はないと思っていましたが、自殺死部に配属されたにもかかわらず「自殺」が理解できませんでした。 人間は何故、自ら死を選ぶのでしょうか。 比野さんに聞いてみたら 「死ぬ過程が何であれ、結果は変わらないんだから、死に方を理解する必要ってあるかなァ」って返されちゃいました。 それもそうなんですけど…。 聞いておいて何ですが、僕は「自殺」を理解したいのではなくて、 僕が「自殺」を理解できない理由を知りたいのだと思います。 恐らく、僕の「生前」が影響しているのではないか…と思うのですが…。 死神は公平に死を運ぶため、公平に支障をきたす可能性のある生前の記憶は消えていることが多いと聞きました。 きっとそういうことなんですよね。 ある程度は察していたつもりでした。 あの日… 自殺した殺人犯の魂の回収に駆けつけたとき、僕の中ので異変が起こりました。 室内にいる、被害者の魂達の悲鳴。 … 僕は、前にも聞いたことがあった。 … そして、僕の大切なものを奪い、僕の命をも奪った存在を思い出した。 … そいつは、今も生きている。 … そして、また誰かを殺す。 … そんなニオイがスル…。 与えられた人格が押さえつけられ理性が死んでいく気がした。 気づけば目の前の魂はバラバラに引きちぎられ震えていました。 僕はそれを丁寧に集めて輸送鞄に入れました。 僕が会社を辞める少し前のことでした。
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3月26日記事のif続き
ひよのこ
2018/01/30 23:14
全25話
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