TEGAKI
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翌日 司令室にて
「天理さーん」 僕を呼ぶ声でハッ我に帰る 資料から顔を上げると1人の少女が扉の前に立っていた 「あぁ君か 部屋に入る時はちゃんとノックしてよ?」 恐らく任務の報告に来たのだろう、扉の開く音にも気づかないなんて… 「ちゃんとしましたよ?でも返事ないし鍵もしまってないし 覗いたらすごい怖い顔して資料見つめてるんだもん」 そうか 余裕がなくって焦ってる証拠だ 気をつけないと 「そうかい?少し難しい案件があってね」 そうやって笑いながら話題を逸らす 「そういや君は僕に何か用があるんだろ?どうしたんだい?」 僕が聞くと彼女は手に持っていた資料をみる 恐らく報告書かなにかだろうが 「えーっと…『S地区の戦闘処理が完了したと雑務部隊のからの連絡を受けたので報告致します』…」 そこで彼女の言葉は止まる 「あれ?それだけかい? 被害の状況とか怪我人の人数とかは?」 「それが 雑務部隊の班長が来てなくて代わりに部下の子が記録を書いたみたいなんです でも書き方が分かったらしくてこんな簡単な報告に…」 彼女の説明は途中から聞こえていなかった まずい事になったかもしれない S地区の戦闘処理の班長として任せたのは綾也君だ その彼がそのS地区に姿を見せていない 休むとか来れないといった報告も聞いていない 「瑞穂ちゃん 彼との連絡は付いていないのかい!?」 思わず声が大きくなる 「えっ? いやっ 私からも連絡入れたんですけど一向に繋がらないし… 何かあったんですか?」 彼女を少し驚かせてしまったようだ 「連絡つかずか こっちでも確認してみるよ 病気で倒れてたら大変だしね 報告お疲れ様だよ」 「あぁはい… あぁ天理さん 天瀬に連絡ついたら勝手に休むなバーカって言ってやってください それじゃぁ失礼します」 そう言いながら彼女は部屋を後にする 僕は大慌てで電話を掛ける 『私です』 「大和くん 大変なことになったかもしれない すぐに確認して欲しいことがある この後どこかで落ち合えないか?」 『はい こっちもあなたに丁度用があったところです』 「そうかい なら話は早い」 電話掛けながら帽子を深く被る テーブルにあるタンスから資料を取り出し司令室を後にした
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あとがき
天川 瑞穂
言わずと知れたマンボウ大好き黒軍所属の司令官 2年生 今は戦闘処理のため雑務部隊や救護班の指揮 報告など 状況を把握し指示を出すという司令官に必要な技能を天理さんの元で訓練中
綾也と雑務部隊
暗殺部隊の綾也は普段は雑務部隊として瑞穂の指揮する部隊に所属している
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因縁
ごまめ/Beans
2017/10/20 00:10
全7話
白軍領地防衛戦後日談
ごまめ/Beans
2017/03/29 23:39
全1話
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