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i(藤氷)
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空。
黒髪と赤みをおびたピンクの瞳。 それが二階堂空という外道の色だ。 ピンクの瞳の色は可愛いというと、慣れた相手だと不満そうに鼻を鳴らす。 それ以外は曖昧な錆びた笑いを返して見せ、うすら寒い思いをさせてくる。 顔が比較的まともということで大学を出た後はキレイな仕事をしていた、表向きは。 裏では上司の指示の元、ひたすらに汚れ仕事。 不満一つなく仕事をこなしていき時に己のまがった欲すら利用して裏社会に染まりながら生きてきた。 ただ一度、主たる上司に捨てられるまでは。 捨てるというのは語弊があるのかもしれない。 かの上司は上からの判断に従って二階堂を手放した。 彼の中では二階堂は上に逆らってまで手元に置く必要は無く、また固執するものではなかっただけだ。 ただ、二階堂にとって主たる上司は唯一のものだった。 上司からの言葉に二階堂は常の平常さを失った。 周りから見ても一目瞭然なほど呆然としている。 混乱の極みの中、二階堂は上司のもとを夜に訪れ、そして、 日本を捨てた。 きれいさっぱり身辺をかたずけ次の日の昼には海外へと向かうために空港にたつ。 様々な連絡先が入ったスマホを一瞥したのち、カードを抜き取りへし折ったのちに本体はゴミ箱へと投げ捨てられた。 厄災はイタリアへと渡った。
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