TEGAKI
手書きブログへようこそ!
手書きブログは記事やコメントなどを手書きの文字や絵で行う、イラスト主体のブログサービスです。
みんなで楽しくお絵かき交流しましょう!
Twitterで新規登録/ログイン
ブログを書く
ギャラリーに投稿
小説を書く
マンガを投稿
手書きブログへようこそ!
手書きブログは記事やコメントなどを手書きの文字や絵で行う、イラスト主体のブログサービスです。
みんなで楽しくお絵かき交流しましょう!
Twitterで新規登録/ログイン
ごまめさん
お友達申請
お気に入り
ミュート
ウォール
(0)
ブログ
(196)
黒軍本部にて
綾也は黒の本部へと戻ってきていた 「天理のおっさんいるだろ どこにいる」 近くを通る兵士に声かけると 「呼んだかーい」 天井の天板が開きスキンヘッドの男が顔を出した 「どっから出てきてんだおめーは」 綾也は呆れ気味に言いながら指で場所を変えるぞとサインを送る 誰も使わない会議室 「いやー参ったねぇ通気口の掃除なんて引き受けるもんじゃないねぇ」 天理は顔についた汗をタオルで拭きながら部屋に入ってくる 扉を閉めるのを確認した綾也は 「20xx年12月20日」 そう投げかけると天理の表情が別人のように変わった 「なんでまたそんなことを聞くんだい」 「とぼけんな あの資料の受け渡しを許可したのはお前だろ あの1件の処理はお前が全部していたはずだ」 天理が軍帽を被り綾也そっと顔を近づける 天理の目は今まで綾也が見たこともないような冷たい目をしていた 「少なくもこの件はキミが関わるべきではないんだけどね、それは君自身がよく知っているはずだ。だけど…」 言葉を詰まらせてながらも天理は続ける 「おそらくは相手方から話は聞いているんだろう? 」 「仇討ちでオレを探してるってのは聞いたぜ」 綾也は頷きながら返事する 「ココ最近この地域で怪しい白の人間を目撃したという情報が相次いでいるんだ それもどんどん範囲が狭くなって来ているんだ」 「っていうと?」 「もしそれが君を狙う者だとすれば君に危険が及ぶよのは時間の問題だ。かと言って我々黒の軍人が他軍の学生を勝手に捕虜にすることは出来ない これは軍法として定められた事だ だから我々は白に対し不当に我軍に被害をもたらすであろうその白の兵士を捕まえて送り返すという方法をとることになったんだ 白の方も両軍不利益になりかねないとの事で今回の資料引渡しを条件に協力するとのことらしい」 軍人学生は他軍による拘束は24時間以内と決められている でもそれより 「その女はもうオレのことを見つけてる可能性があるってことだよな 範囲が狭くなって来てるってことは」 「そう キミは今いつ襲われてもおかしくない状況だ なぜ君を仇と言うのかまでは分からない。情報が無い以上対策をとることも出来ない だから何があってもいいよう警戒しておきなよってことさ」 天理が綾也から顔を話す 目はいつものおちゃらけた目に戻っていた 「さぁ僕は仕事に戻らないと行けない!君も今日は用事がないなら帰るといいよ 明日はS地区で終結した戦闘の後処理があるんだ、しっかり休んで明日に備えておかないとね」 そう言いながら天理は会議室を後にした
読者になる
Heart
あとがき
うちのモブ紹介
下北 天理
黒軍雑務部隊の班長を務めるスキンヘッド
いつもカラスをあしらった軍帽を被っている
おちゃらけた雰囲気でやることなすことどこか抜けている
元は軍の中でも優秀な参謀役 姉でった司令官の元でその実力を奮っていたらしい
Hearts
応援メッセージ
コメントするにはログインする必要があります
次へ : 帰路
中立区にて : 前へ
ごまめさん
お友達申請
お気に入り
因縁
ごまめ/Beans
2017/10/20 00:10
全7話
白軍領地防衛戦後日談
ごまめ/Beans
2017/03/29 23:39
全1話
を送るにはログインする必要があります