TEGAKI
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帰路
綾也帰路についていた 夕方だが日は既に落ち 今朝から立ち込めた霧は1日晴れること無く辺りを覆っていた 少ない街頭が転々と続く道 人気はほとんどない (こーいう所に潜んでたりするものなのか) そう思い綾也は意識を気配に集中する 周囲に気配は2つ 塀の裏に小さな気配が動いている 塀の上に猫が2匹 ジャンプして飛び乗る (考えすぎか) 小さくため息をつきながらも綾也は気配に集中しながら歩いて行く 黒軍管理地区の端 かつてここで行われた戦闘によりゴーストタウンになった一角 ライフラインはそのまま残っていて街の住人も少しずつ戻ってきているがまだまだ空家の目立つ地域だ 長期に渡り住人が戻らない家を軍が管理しその家に住む軍人学生も多くない 綾也もその1人だった 自宅 古びたアパートの二階角 綾也は鍵を指そうしたとと同時に違和感を感じ取る 掛けたはずの鍵にこじ開けられた跡があった 綾也は警戒しながら扉を開く 部屋の中はひどく荒らされ様々なものが床に散乱していた (物取りか?盗むもんなんてなんもねーのに) 部屋に気配は感じられない 開いた窓から逃げ出したのだろうか 足跡が窓へ向かって消えていた そっと窓の下をのぞき込む 下へはおそらく脇にから伸びた排水管を下って降りたのだろう 念のため盗られたものが確認しようと部屋を振り返った時だった トスっ と小さな音がし首元に小さな違和感を覚える それと同時に意識がもうろうとしはじめ足に力が入らなくなる (麻酔弾?! どっからだ!?) 意識が薄れる中 窓の外を見る 辺りは変わらず濃いきりで覆われており数メートルも見えない状態だ 『何があってもいいよう警戒しておきなよってことさ』 天理の言葉を思い出す (来ることは…分かってたのに クソッ…油断したっ) 足の力ぬけ その場に崩れ落ちる 再度小さな音がし 首元に同じ麻酔玉が刺さる (外から... この霧の中を… どうやっ…て) 窓の外を見ようとすることには意識を完全に失っていた
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Heart
あとがき
補足
身寄りのない学生兵士を保護する地区とかあってもいいかなっていう妄想 ゴーストタウンの空き家を有効活用とかいいなって
Hearts
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ごまめ/Beans
2017/10/20 00:10
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白軍領地防衛戦後日談
ごまめ/Beans
2017/03/29 23:39
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