TEGAKI
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ひよのこ
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織部先輩と話したよ。
「比野さん。決裁おりてきましたよ。」 織部先輩だ。 「あレ?織部先輩って他殺部ですよね。わざわざ自殺部まで持ってきてくれたんですか?ありがとうございます。」 どうも、私は思ったことを順に口に出しちゃうんだよね。お礼が後になっちゃった。 ちなみに今日の先輩はマスクをしていて表情が読めない。 「たまたまです。こちらに来る用事があったので、ついでですよ。」 いつも思うけど先輩と話すとき、何故か目が合わない。 「報告書見ました。」 見たんだ。 「自殺部も大変ですね。」 話はしてくれるから嫌われてるとかじゃなさそう。 「自殺部の対象者は、自分で死を選ばれた方なので抵抗されたり、怨み言を言われることはほとんどないと思っていました。」 つまり、楽な仕事と思われてたのかな。 ん?でも、まって何か違和感。 「抵抗されれば、押さえつけたら良いし、怨み言なんて聞いた所でその人は死んでいるんだから、聞き流せば良いんじゃないですか。」 それって大変なことなの? 織部先輩の目が一瞬動いた。…ような気がした! 「その人が、死に至った過程や、当時や今の気持ちを聞くと暗くて辛い気持ちになりませんか。」 相変わらず目は合わない。 うーん。 「先輩は、死んだ魂の苦しみを理解しようとしているんですか。」 ってこと? 「理解しようとは思っていませんよ。でも、色々見たり聞いたりしてしまった以上、その背景を考えてしまいませんか?」 それって 「好奇心ですか」 先輩が瞬きをした。 そして、「好奇心…」と小さく呟くのが聞こえた。 「比野さーん」 ん?呼ばれた? 声の方を見る。 「上の人から呼び出し」 あラ。この間の顛末書かな。 めんどくさいな。 「比野さん。」今度は織部先輩。 呼ばれてるんだけどな。 「比野さんは、もしかして生まれついての死神ですか?」 ??? 「そうですよ。呼ばれてるんで行きますね。」 織部先輩は、はっとして「すみません。行って下さい。」って言った。 はァ、何言われるんだろ。
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Heart
あとがき
※捕捉漫画そのうちあげます。
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3月26日記事のif続き
ひよのこ
2018/01/30 23:14
全25話
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